こんばんはぴーすけです。
買ったばかりのテフロン加工フライパンって信じられない位焦げ付かないですよね。
先日我が家は新品フライパンを購入したんですが、油を敷かずに目玉焼きを焼けた時は感動しました。
でも数か月後には油を敷いても焦げ付くようになるんだろうな。。
今まで我が家では、この焦げ付きを何とかしようと様々な策を講じてきました。
その結果、”ある結論”に至りました。
この記事では、フライパンの焦げ付き問題について我が家が出した結論をご紹介していきます。
フライパンが焦げ付く原因
テフロン加工されたフライパンが時間経過とともに焦げ付くようになるのは、コーティングされていたテフロンが剥がれてしまうからです。
そもそもテフロンとはデュポン社が発見したフッ素樹脂のことで、以下の構造をしています。
炭素ー炭素間結合の重合物の周りをフッ素が囲んでいますね。
このフッ素は原子で最も電気陰性度が高く、炭素原子と強く結合しています。この結合はちょっとやそっとのことでは壊れないので、他の物質と新たに結合を作ることはないんです。
新しい結合を作らないということは、別の物質とくっつかないことを意味します。
このテフロンが剥がれてしまうと、金属が露出してしまいます。フライパンに使用されている金属は、他の物質と簡単に結合してしまうため、フライパンに焦げが付きやすくなります。
テフロンを長持ちさせる方法
先ほどの説明で、
「テフロン加工のフライパンはテフロンが剥がれた時が寿命」
ということがお分かり頂けたかと思います。
ではテフロンを長持ちさせるにはどうしたらいいのでしょうか。
- 強火で使わない、空焚きしない
- 使用後すぐに冷水をかけない
- 金属ヘラを使わない
- 料理をフライパンに入れたままにしない
- 研磨剤の入っていないスポンジで洗う
- フライパンの上に食器などを置かない
まず、テフロンを物理的に剥がしてしまわないことが重要です。
金属ヘラや研磨座の入っているスポンジを使ってしまうと、テフロンをじかに傷つけてしまいます。テフロン加工は非常にうすーくコーティングされているので、フライパン本体の金属が簡単に露出してしまいます。
次にフライパンに急激な温度差を作らないことを心がけましょう。
例えば、料理が終わった時にアツアツのフライパンに冷水をかけてしまうと…
物体は冷却されると縮まる性質を持っています。でもこの収縮度合は物質によって全然違います。
フライパンは大きく縮むけど、テフロンはそんなに縮まない。こうなると両者の間に力が加わってしまい、テフロンがペロッと剥がれてしまいます。
必ずフライパンが自然に冷めるのを待ちましょう。
ゆっくりと冷めることで、かかる力が弱まりテフロンの剥がれを防止できます。
TVで話題の高級フライパンを使用してみたら
いまでも話題なのか分かりませんが、一時期全く焦げ付かないフライパンがTVでよく放送されていました。
それがこのスーパーストーンバリアフライパン!
お値段なんと6000円!!!我が家では高級フライパンと呼んでいます!
名前からしてかっこいいですよね。
目玉焼きを焼いた後に息を吹きかけると、卵が宙に舞う位くっつかないんです。
これを妻が買ってくれてからは、目玉焼きが捗る捗る。
油を敷く必要もないので、ダイエットにも最適でした。
しかし異変が起きたのは1か月後。
いつも通り油を使用せず目玉焼きを焼くと。
あれ?剥がれにくいぞ。
汚れがこびりついているのだと疑い、念入りにフライパンを洗ってもう一度焼いてみる。
だめだ。やっぱりはがれにくい。
この時はまだヘラを上手く使えば綺麗に剥がせましたが、
使用開始から2か月も経過すると焦げ付きまくり。
油を多めにしかないと卵がこびりついて、形が崩れてしまう程に。。
フライパンが焦げ付く最大の原因が判明
いくら高級フライパンが、○○コーティング!と謳っていても結局はフッ素樹脂。
またコーティングが何層あろうが意味のないこと。
だって私たちが使用したスーパーストーンバリアフライパンなんて10層もコーティングが有りますから!笑
高級フライパンで使用されている特殊コーティングや複層コーティングは、耐摩耗性には優れているので、金属ヘラ等によるキズを防ぐには有効な手段です。
しかし金属をフッ素樹脂でコーティングしている限り、料理をするたびに発生する「熱による膨張・収縮」でペロッと剥がれてしまいます。
仕事で熱膨張差による割れや剥がれを数多く見てきた私が何故その事実に気付けなかったのか。
6000円もする高級フライパンが数か月で鉄くずになるなんて。。
結論
テフロン加工が剥がれてしまう一番の原因は、テフロンとフライパン本体の熱膨張差!
コーティング自体が摩耗に強くても、複層コーティングを施していても、それはフライパンの寿命とは関係ない!
我が家の結論
この結果を受けて我が家は以下の結論を下しました。
安いフライパンを頻度高く交換する!
フライパンは高級なフライパンを使っても、安いフライパンを使っても寿命はそれほど変わりません。
それならいっそ、安いフライパンを使い、ダメになったらすぐ新しいものに交換したらいいやん。っていう考えに至りました。
これが大正解で、安いフライパンでもふつうに2~3か月はストレスなく使えます。
それに安いので、焦げ付くようになったら気兼ねなく捨てられます。
高いフライパンを買ってしまうと、どうしてももう少し使えるんじゃないかって思っちゃいますよね。それで毎回焦げに悩みストレスを抱えてしまいます。
でも一つだけ注意点が有ります。
むやみに安いフライパンを使うと、粗悪な商品にあたることが有ります。
私は安いフライパンを買った初日に炒めたチャーハンをスプーンで取り出したらテフロンが削れた経験があります。
なので安いけど、コーティングが強い商品を選びましょう。
我が家がいつもリピートしているフライパンはこちらの「ダイヤモンドマーブルコーティングフライパン」!
金属でフライパンをこすっても削れない耐久性を持っているので、3か月はストレスなく使えます!
半年たつとだんだんとこびりついてくるようになるので、交換するようにしています。
お高いフライパンの半額以下の値段で、同等の寿命があります!
まとめ
- テフロン加工されたフライパンが焦げ付かないのは2~3か月程度
- 高いフライパンを買うより安いフライパンを頻度高く交換すべき
- 安いフライパンを買うときは粗悪な商品に注意
- おすすめは「ダイヤモンドマーブルフライパン」
ぜひ試してみてくださいね!
それではまた!