昔住んでいた鹿児島へ、2泊3日の家族旅行。
お肉もお魚もお野菜もとっても美味しくて、美食旅となったので、おすすめスポットとしてランチ3食分、ディナー1食分、おやつ4選をご紹介します。
鹿児島に到着
羽田空港2時間とかからずに、鹿児島空港に到着。
空港付近でレンタカーを借りて出発します。鹿児島旅行で車はあった方が絶対に便利なので、旅行を考えている方はレンタカーをおすすめします。
私たちが今回借りたニッポンレンタカーでは、2泊3日分借りて1万円程度でした。鹿児島弁のスタッフさんたちが丁寧に対応してくださいました。
1日目ランチ:奄美の里 健美和楽 花ん華
空港から車で50分ほどの場所にあるこちら。
お目当ては奄美大島の郷土料理、鶏飯(ケイハン)です。
鹿児島では給食メニューでも出るほど定番のお料理ですが、首都圏ではなかなか食べられないため、鹿児島に来たら絶対に食べたかったひと品。
「奄美の里」という大きな看板の横に、
Amaminosato South Vira Garden というお洒落な門構えがあり、そちらを入ると大きな駐車場があり、奥の建物の中にレストランがあります。
レストランだけでなく、奄美大島の自然や文化に触れられる、 ちょっとした複合型施設になっていて、奄美風庭園や大島紬の展示、美術館、製造工程も実際に見られるようになっているので、時間がある方は覗いていくもの面白いと思います。
ウェディングも出来る施設であるため、ご紹介する「花ん華」の他にも欧風料理のレストランやカフェラウンジもあります。
私たちは、すでに腹ペコだったのですぐにレストランへ。
「ザ・観光客」という風貌の人は少なく、地元民達が家族や親戚と一緒にご飯を食べに来ている印象。
実はわたし、鹿児島の小学校に2年弱通っていたのですが、鹿児島では給食の人気No.1メニューは鶏飯なんです。鹿児島県民は鶏飯、大好きです。それほど愛され、今でもよく食べられている郷土料理って意外と珍しいですよね。
店内は混み合っていましたが、5分ほど待って入店。
注文したのは、鶏飯と小鉢、お刺身がセットになっている
奄美近海魚の刺身膳 ¥1.580
新鮮なお刺身と鶏飯の贅沢なメニューです。
他にも天ぷら、黒豚とんかつ、黒豚しゃぶしゃぶ、マグロカツ、豚骨煮やきびなごのお刺身が付く郷土料理膳など、鶏飯+αのメニューが目白押しでした。
鶏飯セットは、
- おひつに入ったご飯(結構たっぷり)
- 鳥のお出汁のスープ(固形燃料で温められた状態が保たれている!)
- 写真左上の具材
と、なっています。
ご飯やスープのおかわりは追加料金で出来るとのことでしたが、大食いの夫も満足出来る量が最初から用意されています。
スープは旅館でよく見かける固形燃料で、机の上でもずっと温められており、アツアツの状態でおかわりができます。
しっかりとお出汁が効いたスープをかけた鶏飯はサラサラと食べられて、本当に絶品。これまで自宅でなんちゃって鶏飯は作ったりしていたのですが、今回初めて本場の鶏飯を食べた夫は感激していました。
1日目おやつ:GAS COFFEE
一日目は知覧にある、特攻平和記念会館を訪れたのですが、記念会館のすぐ近くにこんなお洒落なカフェが。
テイクアウトや小休憩メインのコーヒーと知覧茶を楽しめるカフェです。
ここで、わたしの目にとまったのが
知覧茶アフォガート!
わたし、
アイス×エスプレッソのアフォガートをはじめ、
アイス×ブランデー
アイス×カルーア
アイス×ウイスキーなど、リキュールをかけたアイスが大好物なんです。
アイス×知覧茶も美味しくないわけがない!と即決。
ご覧のとおり、美味しくないわけがない見た目をしておりますが、
ものすごく美味しかったです。
知覧茶はエスプレッソと抹茶の中間のような味わいで、甘いバニラアイスとよく合う!
そこにパリパリのチョコレートが加わり、夢のようなスイーツでした。
2日目ランチ:廻る寿司 めっけもん
1日目の夕食と2日目の朝食は、宿泊先の白水館でいただいたので、次は2日目のランチをご紹介。
ドルフィンポートという、鹿児島中央駅からほど近い場所にある回転寿司に行ってきました。
ドルフィンポートは目の前に錦江湾と桜島がどどんと見えて、鹿児島らしい景色を堪能できます。鹿児島1の繁華街である天文館からも徒歩10分ほどなので、ふらっと寄ってみるのも良いかもしれません。
ドルフィンポートに来てみたものの、何を食べるか決めていなかった私たち。夫がさくさくと調べてくれたところ、食べログ評価がとっても高いお寿司屋さんを発見!
地方の飲食店で★3.58はかなり高いと思います。
とても人気店のようで、わりと閑散としているドルフィンポートの中で際立つ繁盛っぷり。お店の中は席を待つ人で溢れていました。
15分ほど待つとカウンターに通され、担当の板前さんが挨拶をしてくれます。
回転寿司ですが、目の前でお寿司を握って出してくれるハイクオリティなお寿司屋さんです。
ネタはどれも絶品!!!
ひと皿¥160円~¥600円程度と、巷にあふれる100円回転寿司と比べると高級ですが、海の近くというだけあって、ネタが大きく新鮮で本当に美味しかったです。
鹿児島は鯛が有名なため、
真鯛、目鯛、金目鯛、桜鯛、石鯛などなど、鯛だけでも沢山種類がありました。
あなごとキス天。さくっと揚がった天ぷらも衣が軽くて白身はふわふわ。
サーモンとうなぎ。100円回転寿司とはクオリティに差がありすぎるサーモン。とろとろにとろけました。
そしてうなぎの大きさと旨さよ。。。鹿児島は養殖うなぎも有名で。しっかり鰻の味が濃い素晴らしい出来です。
あまりに綺麗な本まぐろ。
普段本マグロなんて手が出ませんが、お父さんに甘えて食べちゃいました。やっぱりそのへんのマグロとは比べものになりません。
帰宅後も、
「あの本マグロをもう一回食べたい。。。」と、ぼやいてしまうほどでした。
この他にも、石鯛、桜鯛、かつお等も食べましたが、食べるのに夢中で写真を撮り忘れていました。笑
地元の人に愛されるだけあって、本当にコストパフォーマンスの高いお寿司さんでした。
2日目おやつ①:道の駅喜入 安納焼き芋
初日からずっと焼き芋を食べたかった夫。
いぶすきの道の駅でありつけるかと思いきや、「まだ出来てません」と振られていました。
諦めきれず、次の道の駅に入り、焼き芋をゲット!!!
念願の安納焼き芋!
見てください。このトロトロ具合。もちろんとっても甘くてスイートポテトのようでした。
ちなみに、試食で紅はるかも食べさせていただきましたが、安納芋を凌駕する甘さで驚きました。(糖度60%だとか)
次食べるなら、紅はるかにしようかな~と思います。
2日目おやつ②:薩摩蒸気屋 かすたどん
鹿児島っ子にとっては身近なかすたどん。みんな大好きかすたどん。
最近では定番のお土産になっています。
仙台名物の萩の月に似ているお菓子ですが、わたしはかすたどんの方が好みです。ふわふわのケーキに鹿児島県産の卵をたっぷり使用したなめらかなカスタードが包まれています。
夕食前ではありましたが、どうしても食べたくなって天文館の店舗で一つ買って食べてしまいました。
首都圏では手に入らないので、本当に久々のかすたどん。
やっぱり美味しかったです。
最近はネットでも購入できる模様。恋しくなったら買おうかな。笑
2日目ディナー:黒豚料理 あぢもり
父が鹿児島で働いていたとき、出張で訪れる方から必ずリクエストがあったというこちらのお店。
今や、黒豚しゃぶしゃぶは鹿児島の名物料理となっていますが、実はその歴史はまだ長いわけではなく、こちらのお店が発祥の地とのこと。
天文館にお店を構えており、出張で訪れる方や、車で移動しない方にも行きやすい立地です。
食べログ★3.62!堂々のTOP5000です。
今回は、
小鉢・黒豚コロッケ・野菜・黒豚・特製手延べ細うどん・デザートがつく
大久保コースをいただきました。
小鉢と酢の物
黒豚コロッケ。
たっぷり黒豚のひき肉が入ったジューシーなコロッケ!サクサクあつあつトロトロでとっても美味しかった。
お野菜とお肉。これで3人前。
結構量があります。バラになっている部分は豚バラ肉で(薔薇だけに。笑)、下の部分がロースです。
先ずは、お店のお姉さんがお出汁にバラ肉をバラごとドンっと入れて取り分けてくれます。あぢもりの黒豚しゃぶしゃぶは出汁で食べるしゃぶしゃぶで、ポン酢や胡麻だれはかけず、すき焼きのように生卵でいただきます。
このお出汁がとにかく旨みがぎっしりで美味しすぎるのですが、何ベースのお出汁なのかは分かりません。昆布が入っている気はするのですが、この旨みは何なのか。。。
黒豚は奥深い甘みがあり、豚特有の臭みは微塵も感じられません。
しゃぶしゃぶは絶対牛肉派のわたしですが、あぢもりのしゃぶしゃぶは別格中の別格。とにもかくにも美味しすぎる。幸せな時間でした。
こんなに美味しいしゃぶしゃぶは、東京では食べられないと断言できます。
ちなみに、何のお出汁なのかはトップシークレットとのこと。
また、こちらのしゃぶしゃぶ、まったく灰汁が出ません。
そしてその理由も秘密なのだそうです。
お酒はビールを頂いたあとに、焼酎をボトルで。
こちらあぢもり特製オリジナルブレンドの西郷さん焼酎。(表が西郷さんで、裏が大久保さん)
癖が強すぎず、あぢもりのしゃぶしゃぶにベストマッチ!楽しく酔えました。
ちなみに飲みきれなかった焼酎は丁寧に梱包してくださったので、帰宅後夫と二人でしっぽりと飲みました。
コースにプラスして、黒豚ヒレカツも食べましたが、こちらも写真取り忘れ。
もちろんとっても美味しいのですが、しゃぶしゃぶの感動には勝てません。
とにかく、本当にしゃぶしゃぶが美味しすぎるので、鹿児島旅行の際はマストイートです。
超人気店なので旅行が決まり次第、予約必須です。
2日目デザート:むじゃき白熊
あぢもりを出てフラフラと天文館を散策。
お腹はいっぱいだったのですが、せっかく鹿児島に来たのだから、むじゃきの白熊を食べなければ!!!
普通に白熊を頼むと仰天の大きさのものが出てくるので、今回はハンディ白熊をオーダー。
可愛い。。。
ハンディといってもそこそこの大きさがあります。みんなで仲良く食べました。
今やコンビニでも白熊買えちゃうけど、本場はやっぱり具沢山で美味しかったです。
こちらもネットで購入できる時代。すごいなあ。
3日目ランチ:たんたんめんの 満正苑
3日目は城山ホテル鹿児島のすんばらしい朝食ビュッフェだったので、省略。ついに鹿児島で最後のご飯です。
最後は父が鹿児島で働いていた時代によく訪れていた中華料理店。坦々麺が絶品とのこと。
わたし達がオーダーしたのは坦々麺の中辛。
激辛と迷いましたが、中辛にしておいて正解。結構辛いです。
辛いものが大好物!得意!
という方以外は、中辛や普通をチョイスで良いと思います。
しっかりとしたコクがあるので、まさに辛ウマ!!!
ニュータンタンとか好きな人絶対好き。わたしも大好きですこの味。
他のエビチリや焼きそば、チャーハンも美味しかったですが、あまりに坦々麺が美味しいので、格差を感じました。
ここでご飯を食べるなら、絶対に坦々麺を食べてください!
帰宅後ブログを書くために調べていたら、こんな記事を発見。
地元情報誌の記者さんもおすすめしているくらいなので、地元の名店なんですね。
おわりに
美味しいものを食べまくり、美味しいお酒を飲みまくった2泊3日の鹿児島旅行。
ご飯美味しいし、芋焼酎美味しいし、温泉気持ちいいし、鹿児島旅行最高でした。
定番の観光地ではないからか、どこも人はまばらでゴミゴミしていないため、快適に過ごせました。
もっとみんな鹿児島行けばいいのに~と思った次第でございます。
帰宅後は暴飲暴食の罪悪感を消すべく、帰宅直後と翌日に筋トレに行き、ファスティングドリンクで調整しました。笑
それではまた!!