米国株はリーマンショック以降、10年以上も右肩上がりで成長を続けています。
最近ではコロナショックで値を下げましたが、感染が収まれば、再びアメリカの株式市場は成長を続けていくでしょう。
逆に今回のような理由が明確な下落は”買い”のチャンスとも言えます。
米国株式への投資は年々広まっていく中で、特に人気の商品が「S&P500」です。
S&P500は米国の大型株500種類で構成されており、米国株式市場のなんと80%の時価総額を網羅しています。
S&P500を買うだけでアメリカ全体に投資ができるってことね!初心者でもとっつきやすそう。
まさにその通り!もっといえば世界経済≒アメリカ経済とも言われるくらいメジャーな投資先だよ。
初心者こそ日本経済ではなくアメリカに投資するべきだと思う。
そんなS&P500にレバレッジを効かせて効率よく運用していく方法がCFD投資です。
この記事を読むことで、CFDでS&P500を購入するときのリスク管理方法を学び安全かつ効率的に投資する知識が身に付きます。
この記事を書いた人
- 共働き夫婦(夫29歳、妻28歳)
- 資産1900万円を運用中
- 2021年の年間投資成績+200万円
- 自動売買・個別株・仮想通貨など幅広く投資
S&P500をCFDで購入する方法
S&P500をCFDで購入するためには、GMOクリック証券で米国S500という銘柄を買います。
この商品は米国のCMEに上場しているS&P500先物を原資産とした商品です。
名前こそ違いますが、中身は全く同じものになります。
▽実際の取引画面がこちらです。(GMOクリックCFDのスマートフォンアプリ)
- 「通常」タブを選択
- 取引数量を入力(何枚買うか)
- 購入時は「指値」を選択
- 注文価格は現在の価格に近い値を入力
- ロスカットレートは「指定」
- ロスカットレートを入力
- 必要資金が表示される
- 通常は「当日」を選択
- 確認後、購入
基本的には上記の順で入力すれば問題なく購入できます。
ただ株の取引きになれている人であれば何てことないかもしれませんが、私が初心者のころはロスカットレート??○○証拠金??とわからないことだらけで困ったので、順を追って説明していきたいと思います。
取引になれないうちは、「成行」ではなく「通常」から注文するようにしましょう。
成り行きとは、現在の価格で即取引が成立する注文方法なので、いますぐ売買したいときに便利です。
しかし成行にするとロスカットレートをその場で指定できないため、購入前に暴落時まで考えた時のトータル証拠金が把握できません。
通常取引でロスカットレートを入力して表示される「拘束証拠金」が必要資金になると考えてください。
証拠金の種類
- 拘束証拠金:必要証拠金+任意証拠金
- 必要証拠金:最低限必要な証拠金(レバレッジ10倍)
- 任意証拠金:ロスカットレートまで持ちこたえるために必要な証拠金
ロスカットレートを指定した場合は拘束証拠金が必要資金になります。
今回の場合は4780ドルの時に必要な最低限の証拠金が55,505円です。
5.5万円あればS&P500を1枚購入できるのです。ただこれはレバレッジ10倍なので、ロスカットレート(=強制決済レート)
レバレッジ1倍(現物と同様)で購入するためには約55万円の資金が必要になります。
レバレッジ1倍は低リスクですが、CFDの旨味がなくなってしまうので、私はロスカットレートを適切に設定することで、約2倍のレバレッジで運用しています。
レバレッジ2倍になると、1倍のときの半分の資金でS&P500を購入できます。つまり約30万円でS&P500を一枚購入できるので、1倍のときよりも2倍ポジションをもつことができるのです。
ポジションが多いほど、株価が上昇したときの利益も大きくなるので、適切なレバレッジは投資効率を大きく改善してくれます。
ロスカットレートの決め方についてはこの後詳しく説明していきます。
CFDはレバレッジを効かせることで資金効率を上げて投資を行うことができます。
だからこそしっかりリスク管理を行う必要があります。
ロスカットレートの決め方
ロスカットレートを変えることで必要なお金が変わることは分かった。
でもどうやってロスカットレートを決めるの?
実際に私がロスカットレートを決めるときのやり方を教えるよ。
リーマンショックの下落率をロスカットレートにする
まずは必ず過去のチャートを見て、過去にどれくらいの暴落があったのか確認しましょう。
こちらがS&P500(現物)のチャートになります。
ちょうど点線がさしているところがリーマンショック後の最安値付近です。
リーマンショックはここ20年で一番大きな暴落でした。つまりリーマンショックに耐えられる設定にしていればロスカットされる可能性は低くなります。
リーマンショック前は1500ドル付近だったのが、暴落して770円まで値を下げているので、50%近く下落していることが分かります。
つまり50%の暴落に耐える設定にしておけば、ロスカットされることはありません。(もちろんリーマンショック以上の暴落がないと仮定してですが)
そこでロスカットレートをきめるときは、直近高値から50%下落した値を計算します。
たとえば、いまの価格が4700だとしたら、ロスカットレートは2350です。これを取引画面で入力してみると、、
必要資金は299,740円となりました。
このときのレバレッジは1.8倍となり、現物取引に対して1.8倍もの資金効率が得られることが分かりました。
ロスカットレート算出方法
ロスカットレート=直近高値×50%
レバレッジ=必要証拠金×10÷拘束証拠金
必要資金の計算方法
GMOクリック証券を使用している方は、アプリで自動的に必要証拠金が出るので、ここは読み飛ばしていただいて構いません。
証拠金の計算方法が知りたい、ロスカットレート変えたときにどれだけレバレッジがかかっているのか知りたい、という方のみ「+」をクリックしてください。
以下の表に、「現在のレート」と「ロスカットレート」と「ドル円レート」を入れれば、必要資金やレバレッジを計算してくれるので、いろいろ試してみて下さい。
S&P500ではなく、イギリスの株価指数FTSE100などにも使えます。そのときはドル円レートではなく、ポンド円レートを入力してください。
計算が苦手な私にはありがたい。。
【利回り20%目標】CFDを使った長期投資方法
50%の下落を見込むとS&P500を1枚買うのに30万円もかかっちゃうんだ。
我が家の入金力だと厳しいね~。
そこが難点なんだよね。投資信託と違って毎月同じ金額を購入するのは難しいんだ。
そこで高値づかみをしないこと、レバレッジを効かせることで高い利回りを得られるようにしているよ。
実は私が運用しているS&P500は暴落時のロスカットレートを購入時の20~40%で設定しています。
これはS&P500が下落したタイミングで購入をしているからです。
例えばS&P500が最高値から10%下落したときに購入すれば、すでに10%下がってるので、そこから50%も下落を見込む必要はありません。
こうすることで必要資金を下げることができ、資金効率がぐっと上がります。
毎月の定期購入は投資信託で行い、毎月余ったお金を貯金しておいて、下落相場がきたときにCFDでスポット的に購入するイメージです。
たとえばS&P500が「5000ドルのときの購入した場合」と「20%下落してから購入した場合」では10万円以上必要資金が異なります。
高値で購入 | 20%下落後に購入 | |
購入時レート | 5000 | 4000 |
ロスカットレート | 2500 | 2500 |
ドル円 | 116 | 116 |
必要資金 | 320,000 | 205,000 |
レバレッジ | 1.8倍 | 2.3倍 |
レバレッジ商品は安値で仕込むか、短期で順張りする戦略が良いと考えています。
高値づかみすると含み損がものすごい勢いで膨らんでいくので、よほど資金的に余裕がある人でない限り、毎月定期的に購入するのはオススメしません。
たしかに上昇していくS&P500を毎月1枚ずつ購入していたら、どんどん購入金額が増えちゃうからドルコスト平均法にはならないね。
CFDを使った長期投資方法
- 普段の定期購入は投資信託で行い、余剰資金をためておく
- 5%以上S&P500が下落したらCFDで購入(ロスカットレートは高値から50%)
- 下落するたびに少しずつ仕込んでいく
注意点:逆張り戦略なので一気に全額仕込まないこと。少しずつ仕込むことでリスクを減らそう。
この戦略だとレバレッジが2~3倍になるので、「通常利回り10%前後のS&P500」が「利回り20%越え」の魅力的な商品に生まれ変わります。
利回り10%でも投資としては十分ですが、20%になると複利効果がものすごいことになります。
たとえば年間150万円を利回り0、10、20%で15年運用した結果がこちらになります。
投資をせずに貯金した場合は2160万円ですが、利回り10%で運用すると5000万円になります。
そして利回り20%で運用する「1億2千万円以上」に!
スポット購入なので、15年間毎年20%の利回りはちょっとありえない気がしますが、それでも利回りがいかに長期投資をする上で大切かが分かっていただけたかと思います。
ケチをつけるようで悪いんだけど、S&P500が5%以上下落することなんてめったにないのでは?
コロナショック以降に株を始めた人はS&P500の急落を経験したことがないのは確かだね。
でもこれは本当に異例なことで、5%以上の下落なんてしょっちゅうあることなんだ。
2015~2019年の5年間で5%以上下落した回数は11回です。
5年間で11回なので、1年に2回以上安く仕込むチャンスがあるのです。
長期投資の基本中の基本は安く買って、高く売ること!
これを忘れずにね。
お金大好き夫婦がGMOでCFDを取引する理由
CFDについては理解することができた!
でもずっと疑問だったんだけどGMOクリック証券以外に選択肢はないの?
もちろん他の証券会社でもS&P500に投資は可能だよ。
でも手数料を考えるとGMOクリック証券一択なんだ。
▽各社の手数料をまとめたのがこちらの表になります。
証券会社 | スプレッド (USドル) | 売買手数料 | 為替手数料 (%) |
GMOクリック証券 | 0.3 | 無料 | 無料 |
サクソバンク証券 | 0.5 | 無料 | 0.5 |
DMM CFD | 0.5 | 無料 | 無料 |
IG証券 | 0.4~0.9 | 無料 | 0.3 |
表を見てもらえば一目瞭然、GMOクリック証券が最も低コストで運用できます。
投資で勝つ秘訣は徹底的に無駄を省くことです。長期投資であればあるほど、小さいコストでも、大きな差が生まれてしまいます。
特にS&P500の投資は長期で持ち続けることで、利益が積み重なってくるので、ほかの証券会社の口座しかもっていない人でも「GMOクリック証券」の口座を開設してCFD投資を始めてみて下さい。
【まとめ】CFDでのリスク管理と投資方法
以上、長くなってしまったので、今回の内容をまとめました。
記事のまとめ
- CFD口座はGMOクリック証券が低コストで使いやすい
- S&P500のロスカットレートは高値から50%に設定する
- 5%以上の下落を狙ったスポット購入が効率的
CFDで高い利益率をだしていきましょう!
おー!!!
もう少し上級者向けのCFDトレード手法についても記事を書いているので参考にしてください。
今回紹介したCFDのトレード手法は、自分で相場を把握する裁量トレードでしたが、相場を見ずに投資する自動売買でも大きな利益を上げています。
興味がある方はまず実績を見に来てください。